流れてきました

sleeping_bull2007-03-21



良く晴れた水曜日、気温もぐんぐん上がり、いい天気だ。
レイク・レニア(Lake Sindney Lanier)も、向こうまで見渡せる。

ウェダーを準備していたが、天気のあまりの良さに、これを
着たら暑苦しくさえ思えた。今思えば、それは間違いだった。

O氏のアルミボートと共に、ダム下に着いたのは11時過ぎ。
平日だというのに、釣り人があちらこちらに見える。
『Abbotts boat ramp closed』の張り紙があった。
10マイル下流のAbbotts boat rampは、工事かなんかで
しまっているらしい。
「だめだったら、もう一つ下のランプまで下りましょう。」ということで、
すんなり出発となった。参加者はO氏と、O氏のご子息と私の3人。

放水をしていないので、透明度は抜群だ。

数百メートル下ると、すぐにBowmans Islandの浅瀬だ。
O氏と私でオールを漕ぐが、にわかコンビなので、そうそう息は
合わず、ボートは ガガガッ と音を立てて岩に乗り上げる。 
押しても、引いても動かないのでしかたないので、ウェダーを
着ていないが、ボートを移動させる為に水に入る。
つ、冷たい。切るような冷たさとは、この事だ。
ずっと入っていると、感覚がなくなってきそうだ。
水面から顔を出している岩に移動する。
ただのスニーカーなので、滑るは滑るは。
ウェダーを着てこなかった事を直ぐに後悔した。


餌釣り、フライ 各々の釣り方で、釣り人は釣りを楽しんでいる。
が、我々はそれどころではない。岩に乗り上げない事、下流への
ルートを確認、移動する事だけで、精一杯だ。


川の透明度は抜群だ。鱒が見える。
釣り人のアプローチが難しいプールに差し掛かると、
なんとおお 40cm以上の鱒達が、群れで泳いでいるではないか。
(ガセネタでも、幻でもありません。) おおおおっ と、つい出てしまいました。

GA20までの間、ロッドを振る事はありませんでした。
GA20付近から、水深は深く、流れはゆるーくなってきました。

ここまで1時間強でしょうか。行程の20%を過ぎていますが、
夕暮れまでに、目的地まで行くのは無理ということで、
GA20を過ぎたところで、断念しました。
子供を連れているし、行ったことの無いルートなので、賢明な判断です。

ボートを上げるところは無いので、2人でボートを持って、
道路まで運びます。普段、肉体労働をしていない身には
これがきつい。O氏は奥さんに、回収を依頼しました。
所用もいくつかあるので、回収は1時間以上後になります。
3人でぼーーーとしていると、暇をもてあましたご子息は
石を拾っては投げを繰り返していました。
当然、父親であるO氏は注意します。(ちゃんと父親しています。)
私もぼおっとしていると、ゴン と、後頭部に衝撃か走り
右下に石が転がっていきます。
後ろを振り返ると、「ごめん。」とご子息が座っていました。
ヽ(゚Д゚)ノゴルァァア ワレ 何すんじゃあ。
あぶないから、しないように諭しました。
他人の子だろうが、注意はしないとね。


帰宅すると、妻からは、岩場でこけた汚れた泥などが
洗濯しても、漂白しても落ちないと、お叱りを受けてしまいました。


踏んだり、滑ったり、転んだり、沈したり、石をぶつけられたり、
お叱りを受けたりと、散々な一日でしたが、次への良き経験かと
思います。
鱒待っていろ。絶対釣ってやる。 
(釣行4回目: Lower Chattahoochee River 1回目)
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