海上自衛隊鹿屋航空基地史料館

帰省したので、一度も行ったことのない、海上自衛隊の資料館へ行ってきた。

終戦前に鹿児島にはおおまかに2つの特攻基地があって、有名な薩摩半島の知覧は陸軍の基地。
大隅半島側は、海軍の基地が串良にあった。
内之浦にはトーチカもあったようだし。
戦中ぎりぎりで動員された伯父の話では、偵察機グラマンに実家の周辺で機銃掃射を受けたそうだ。
農作業をやっている民間人を撃つとはどういう事だよと思うが、あちらさんも撃つ理由があったんだろうな。
マニアではないので、詳細は異なるかもしれないが、私の知っている知識はその程度。


資料館には、当時の隊員の手紙などが公開されているのだが、とても10代後半から20代の人が書いたとは思えない内容ばかりだった。
知性にあふれているというか。あんな文章は今でも書けない。
彼らの亡き後、日本人として生をうけ、この国にいるわけだが、『自分何をしているんだ?』と思わざるを得ない。