dv4 5010TX: HDDをSDDへ装換
子とはいえ既に立派な成人ではあるのだが。
「今どきの大学生はみんなMac使っているんだよね。」
との発言は、高校の時に購入したPCを有効に活用してから言ってほしいな。
dv4 5010TXのリソース増強等今どきやる人がいるか分からないけど、需要があるかもしれないから、記録を残しておきます。
1.現状確認
購入時はWindows7であったが、今はWindows10までアップデートされている。
Windows10にログインすると、ログイン後ももたつく感じがする。
タスクマネージャーで確認すると、CPUのリソース消費は小さく、Diskが忙しいよう。
CrystaldiskMarkを走らせると以下の結果となりました。
OS上で確認
OS: Windows 10
Memory : 4GB
DISK: 500GB x1, free 341GB
今のハードの構成を視認しよう。
念の為、バッテリーを外して確認する。
メモリーは2枚させるが1枚だけ(4GB)
DISK:500GB HDD x1
mSATA: メモリーとバッテリーの隣接するカバー(上記画像では外れていない)を外すと空いていた。
2.プラン提示
息子に状況を聞き取りした。CADをインストールしていたが、まだメモリーは4GB のまま、使うには不十分だろうと思ったが、学生で常に使うものではなく、そんなに困ってはいないとのこと。でも、先日、AutoCADが遅いとボヤいていたけどな。
プラン提示:
プラン1:パフォーマンスの高い機種やMacを購入する。援助はしないけどね。
プラン2:空のmSATAにSDDをインストール
プラン3:HDDを単にSDDに入れ替える
プラン4:空のmSATAにSSDをインストールして、キャッシュに使う。(Intel Rapid Storage Technologyを使う。)
説明したが、よくわからないのでお任せになりました。期限は特にないと言っていたが、しばらくしてから「いつやってくれるの?」と催促。この辺の感覚がいまだに良くわかない。「期限はないとおっしゃっていましたが、実際お困りなんですか?」とは大人げないので聞かないことにする。
mSATAのSSDはあまり種類がない。SSDへの装換のプラン3にする。メモリー増設は今回しない事にする。このPCにSSDを接続できない状況が発生しても、他で使える可能性が高いですし。
3.SSD装換
- SanDisk PLUS 240GBを一万弱で購入。
- USB-SATA変換器の先にSSDをインストール
- SanDisk SSDダッシュボードをインストール
- SanDisk SSDダッシュボードを起動し、そこからAcronisWD版(クローン作製用)をダウンロードとインストール
- AcronisWD版を起動しようとしたら、
このドライブは知らんで、製品版をインストールしてみてや(意訳)
と、おっしゃるので、OSの認識とハードを確認すると、USB-SATA変換器の電源供給のスイッチが入っていなかった。^^; わかりづらいんだよね。一旦PCへの接続を外して、再接続電源をオンにすると、AcronisWD版は認識できるようになった。
- クローン作製を選択。リブート。
- ドライブのコピー(これが長い)後、シャットダウンされる。
- バッテリーを外す。
- HDDを外す。HDDとPC筐体の間にゴムのマウンターのようなものがあるが、これが結構固い。ゴムのマウンターのようなものをSSDに着け、SATAケーブルを接続し、収納する。
- カーバーをもとに戻す。
- バッテリーをつける。
4.動作確認
- 電源をオンにして、SSDから起動されているかを確認(HDDは外れているのでSSDしかないですけどね)
- CrystalDiskMarkでパフォーマンスを確認
- タスクマネージャからパフォーマンスを確認
- シャットダウンして再度起動して動作する事を再度確認。
結果として、元の問題は解決しました。
- ログイン後のもたつき感がなくなる
- 電源投入からシステム起動が速くなる。
- ログイン時間が短くなる
- CADの起動が速くなる。
息子の確認でも速くなったとの事でした。CADを使うならメモリを増やした方がいいけどな。
CADソフトの requirment 読もうな。