Fish Window

関東は気温が低く、秋のようです。


前回の渓流でのスクールでの疑問点が残ります。
それは、Fish Windowに関してです。
通常魚は2つの目があり、魚から垂直方向に約97度の円錐の範囲
(水中)、更に、空気中では水との屈折率の違いがある為に、その円錐
から10度の範囲以外は、全て見えている事になるのだそうです。

水深1mの魚からは、水面2.4mの範囲が、水深が50cmなら1.2mの
範囲、空中では、以下の計算式が成り立つ(かな?)


 フィッシュウインドウの半径=魚の水深x1.2m + 釣り人の身長(m)/tan10°


魚の種類、障害物、流れによって状況は異なるのでしょうが、
今回の対象はイワナであり、ロッドは8フィート、
リーダ+ティペットは短めで立ち位置からフライを
流すポイントまでは、3~4mという所だったのです。
水深は1mはなかったので、完全にイワナのフィッシュ・
ウインドウの中だったと言えます。
イワナのフィッシュ・ウインドウはもっと狭いのか? 
ウインドウの位置が異なるのか? あるいは、ウインドウの
範囲内であっても、条件によっては関係が無くなるのかは
不明です。


渇水気味だったのですが、この状態でもロングリーダーで無くても
よく、参加者の全員がショートで攻めていて釣果があがっている
わけですから、たまたま釣れたというわけでもありませんし。(_-_) ウーン


そうなると、カワセミ等魚を捕食する鳥の捕食方法
(どんな角度から進入するかとか)に、興味が
湧いてきます。



渓流シーズンも、後ひと月を残すのみとなりました。